函館に来たらロシア料理を。五島軒雪河亭でおひとり様ディナー

函館山展望台で夜景を見た後のディナー。

函館の老舗レストラン「レストラン五島軒 雪河亭」でロシア料理を食べて来ました。

メジャーではないロシア料理は、本場の函館に来たら外せない。

函館山から五島軒 雪河亭へ

1月上旬の、雪とライトアップで美しい街並み。

函館山ロープウェイ山麓駅から雪河亭（せっかてい）までは、徒歩7分です。

店名のサインや書体からも、老舗感。

五島軒本店 雪河亭

五島軒は、1879年（明治12年） 創業。

異国情緒溢れる函館の歴史と文化を継承する、北海道函館の老舗レストランです。

旧幕府軍として箱館戦争を戦った初代料理長・五島英吉が創始し、「ロシア料理とパンの店」としてスタート。

北海道の食材を使用した料理が頂けます。

五島軒のカレーは、全国的にも有名です。

店内

昔ながらの洋館スタイルで、クラシックな内装です。

これぞ老舗の洋食レストラン、と言った雰囲気です。

17時オープンで、17時半に着きました。

先客には、年配のご夫婦や、家族連れが何組かいました。

ご家族連れは、3世代のご家族でした。

お祖母様世代がロシア料理に馴染みがあるのかな？と推察。

テーブル席のみですが、一人でも入りやすい落ち着いた雰囲気です。

静かなんですけど、空間が和やか。

そして、ちょっとだけ神聖な感じ。

異国情緒のある雰囲気で、明治村とかの館内にいるみたい。

どうしても食べたかった、ロシア料理。

好きだったロシア料理店が閉店し、恋しい思いをしていました。

日本でのロシア料理の本場、函館に来たら是非とも決めていました。

五島軒のルーツである、ロシア料理セットを注文。

ドリンク、デザート込みでボリュームがあるのに、リーズナブルです。

ロシア料理セット

魚と茸のロシア風の本日の魚は、サーモンです。

ビーフストロガノフ。

牛肉、玉ねぎ、マッシュルームを炒めてスープで煮込み、サワークリームを加えて作るロシアの煮込み料理。

ビーフストロガノフの色は、レシピによって様々です。

五島軒 雪河亭のビーフストロガノフは、色が濃いめです。

デミグラスソースに近くて、酸味は弱めでまろやかな味。

食べやすくて美味しいです。

ごろっとしたお肉や野菜が、小鉢の中にぎっしり。

サーモンと茸のロシア風。

クリームソースがさっぱりして、重たくないのがロシア的。

びっくりするほど、鮭が柔らかくしっとり。

脂ものっていて、このサーモンは美味しい。

北海道だから？

それとも雪河亭だから？

サーモンの美味しさは、さすが。

ビーツなどの野菜たっぷりのボルシチ。

ボルシチには、サワークリームを加えます。

酸味が効いていて、美味しいです。

野菜の火の通り具合も、ちょうど良い。

美味しいかったです。

ピロシキとパン。

ホテルのバター大好きなので、全部塗ってしまった。

ピロシキもお店のカラーが出る料理。

雪河亭のピロシキは、俵型。

カニクリームコロッケのような形です。

生地はなめらかで、薄め。

パン生地よりも、具の存在感が際立つピロシキでした。

好みのタイプです。

ビーツ入りのロシア風サラダ。

ドレッシングをかけるわけではいのに、このビーツだけで謎に美味しいです。

アプリコットジャムで仕上げた、五島軒伝統のロシア風ケーキ「クワード」。

パウンド生地と、パイ生地が組み合わさってます。

ベイクドチーズケーキにも近い味わいだけど、ちょっと違うんです。

ロシア料理との味のバランスが良く、ケーキ自体は甘いけど、後味は爽やか。

くるみが入っていて、歯応えも良いです。

五島軒 雪河亭まとめ

あらゆるお店が集う東京でも、あまり店舗が多くないロシア料理。

もしロシア料理に馴染みがなかったら、ロシアと所縁のある函館に来たら是非食べてみて欲しいです。

味はもちろん本格的で、美味しいです。

本場の味を再現しながらも、日本人の口に合うように仕上げられていて、老舗ならではの味。

ロシア料理デビューには、最適です。

昔ながらの洋館のような店内は、静かだけど心地よい和やかさがあります。

一人でも、テーブルで居心地よく過ごせました。

五島軒 雪河亭のおすすめポイント↓

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