冬の函館一人旅。
旅の目的は「雪景色を見て、ゆっくりくつろぐ」。
あるんだか無いんだか、分からない程の目的です。
この「ゆっくりくつろぐ」を求めて、宿泊先ホテルはラビスタ函館ベイにしました。
ラビスタ函館ベイの決め手はこちら。
- ベイエリアでアクセスが便利
- 函館駅にも近い
- 大正ロマンな室内装飾でホテルステイが楽しそう
- 海鮮丼が食べれる朝食ブッフェが美味しそう
ホテルステイが楽しそうなのと、お出かけしたい時は便利そう。
ラビスタ函館ベイ
大正レトロのコンセプト通りの外観です。
外壁にはレンガが使われていて、エントランスのゲートは、洋館らしい格子状。
ライトのデザインも凝っています。
この外観の時点で、「ホテルは当たりだな」と思いました。
ロビーを凝るホテルは沢山ありますが、外観や室内はシンプルという場合も多々あります。
外壁も素敵なので、期待大です。
ロビーも素敵です。
柱は、外壁と同じく赤をベースにしたレンガ造。
すりガラスの入った、黒い格子窓。
ときめくインテリアです。
黒いランプが、良いお仕事してます。
単にヨーロピアンスタイルの洋館ではなく、大正ロマン。
どの要素が、大正ロマン感を高めているのか考えてみました。
勝手な解釈ですが、ソファの役割は大きいんじゃないかな。
四角いウッドフレームで、革張りのソファ。
クラシックなヨーロッパスタイルなら、丸みのあるシェイプの全面革張りソファか、柄物の布張りソファなんじゃないかな。
木と革の組み合わせと四角いフレームというモダンさが、和を感じさせる大正ロマンにまとめている気がしました。
完全に、勝手な印象と解釈ですが。
ブラウンのピアノとテディベア達。
なんとも憎い演出。
可愛いです。
レンガの柱の前に立つのは、立派な振り子時計。
レリーフが細やかで、とっても素敵です。
うっとり。
客室前のライトも良い雰囲気です。
客室
客室のドアを開けると、もう1つドアが。
こちらは引き戸です。
引き戸ってところが、和風で良いですね。
絶妙な和洋折衷のバランスで、大正ロマン。
すごく素敵なインテリアです。
ライトも素敵です。
スタンドの部分のメタルの質感が、年季が入った、少し痛んだ風に表面加工されていました。
カッコ良いです。
竹下夢二の世界観ぽい。
大正時代に生きたことはないけど、ノスタルジックで懐かしさを覚えます。
異国情緒があるけれど、懐かしさがある温かい空間です。
寝具の幾何学柄やくすみカラーの配色も、大正ロマンスタイル。
和紙を思わせるような、ロールカーテンも和を感じさせます。
絵のフレームが、好みでした。
アールデコテイストだけど、モダンで可愛い。
水周りも綺麗でした。
大浴場があるので、部屋はシャワーだけです。
2日とも大浴場を使用したので、シャワーは使用しませんでした。
替えのトイレットペーパーは、和柄の袋に入っていて、随所にこだわりを感じました。
コーヒー豆とミルが置いてありました。
せっかくなので頂きます。
金森赤レンガ倉庫の景色が描かれたコーヒーカップ。
カップの内側、外側の両面に柄があり、360度どの角度から見ても模様を楽しめます。
いつも電動を使っていたので、手動はなかなかの重労働と知りました。
ハンドルが重くて、ひっくり返してしまいそう。
豆をばらまきそうで、ヒヤヒヤ。
ティーカップの飲み口が薄く、口当たりがすごく良いので、バックスタンプを確認。
NIKKOの食器でした。
青みのある磁器のカップもクールで良いですが、
ボーンチャイナの柔らかい乳白色が、部屋の雰囲気やオレンジ色のライトの温かい感じと合っています。
椅子の座面の模様が可愛いです。
おばあちゃんの家みたい。
祖母の家は洋館的なインテリアだったので、懐かしくて心温まりました。
13階:大浴場・露天風呂
大浴場・露天風呂は、13階にあります。
入浴時間は、15時~翌朝10時。
部屋着やバスタオルが入った籠バッグが、部屋に置いてあるので、籠を持ってウキウキと露天風呂へ。
温泉の効能は、
「神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、冷え性、疲労回復、健康増進、慢性皮膚病、慢性婦人病」
と、書いてありました。
つまり、全身に良いよ、と。
大浴場は、写真撮影は禁止です。
大浴場と露天風呂は、現在は感染症対策で時間制でした。
偶数階は20時、22時。
奇数階は21時、23時。
20時前に入ったのもありますが、全く人がいなくて贅沢にも貸切状態。
混んでいたらささっと出ようと思っていましたが、両手を広げて伸び伸び浸かりました。
大浴場もレトロなしつらえで、良い雰囲気。
サウナルームは、座りながら函館山を眺められる配置。
向こう側から見えないと分かっていても、素っ裸でガラス窓に向かって座るのは、ちょっぴり恥ずかしくて笑えました。
露天風呂も、独り占めできました。
外は、粉雪舞う氷点下。
それでも、露天風呂は気持ち良い。
顔が火照らないので、大浴場より長めに浸かれました。
熱帯植物園の温泉に浸かるお猿もこんな気持ちか、と共感。
女性大浴場パウダールームは、2019年に増設されて広々。
ジュースが置いてあるので、水分補給しながらまったりと髪の毛を乾かしました。
お風呂上がに頂くライチジュースは、すっごく美味しかったです。
湯上り後は、眺めの良い涼み処「そら」でゆっくりと。
アイスを食べて涼みながら、夜景が見れます。
アイスは、ぶどう、オレンジ、パイン、りんご、バニラ。
昔ながらの、アイスキャンディーなのが粋です。
函館山が間近に眺められる13階フロアの「そら」。
日中も寛げる、ラビスタ函館ベイの穴場です。
函館2日目のサンセットは、ここで眺めました。
朝食ブッフェ
海鮮丼が人気のラビスタの朝食ブッフェ。
新鮮な魚介類を自分で選んで盛り付ける、贅沢丼です。
いくらは北海道産。
プリプリで濃厚です。
薬味も好きなだけ盛り付けられるので、大葉増し増しの海鮮丼にしました。
和洋色々なメニューがあって、どれも美味しい。
三平汁やスープカレーなど北海道ならではの献立や食材が豊富で、北海道の幸が味わえました。
締めは、瓶詰めのプリン。
優しくて素朴な味で美味しかったです。
函館来たからあれもこれも食べたいけど、ひとりなので1食分は食べれないのが、難点。
朝食ブッフェで色々つまめて良かったです。
大満足の朝食でした。
観光地へのアクセス
ラビスタ函館ベイは、徒歩で行ける観光地が多いので便利です。
ホテルステイをメインにして、気が向いたら行こうかなとリストアップしていた観光地がこちら。
2泊3日で、半分くらいは行けました。
場所 | ラビスタ函館ベイからの所要時間 |
---|---|
函館駅 | 徒歩15分、市電11分 |
はこだて明治館 | 徒歩2分 |
金森赤レンガ倉庫 | 徒歩4分 |
八幡坂 | 徒歩11分 |
函館山ロープウェイ | 徒歩12分 |
はこだてビール | 徒歩4分 |
函館朝市 | 徒歩11分 |
函館市旧イギリス領事館 | 徒歩13分 |
函館市熱帯植物円 | バス34分 |
五稜郭タワー | バス or 市電33分 |
ラビスタ函館ベイ まとめ
「ひとり旅こそ、良いホテルを」と選んだラビスタ函館ベイ。
ラビスタ函館ベイの感想はこちら。
部屋
大正ロマンのノスタルジックな部屋は、とっても素敵でした。
テレビもつけずに部屋でひとりで過ごしていると、少しタイプスリップ感があります。
都会の喧騒や追われる毎日から少し離れリフレッシュするには、異国情緒や非日常感のある部屋の雰囲がとっても良かったです。
今回の部屋は、シングルルーム。
部屋タイプ | シングルルーム |
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広さ | 15m2 |
バスタイプ | シャワーブース |
ベッドサイズ | 140×195cm |
予約の時点でも、部屋のタイプは少し悩んみました。
観光メインにするなら、15m2で問題ないです。
ただ、部屋で籠る場合は少し狭いかな。
今回は穴場の13階の「そら」を見つけて、そこで書き物をしたりしました。
次に泊まる場合は、窓際にデスクがあって眺望も良いダブルルームにします。
私のお籠もりホテルステイのように書き物やPCを使ったりする場合は、ダブルルームの方が良さそう。
本を読むくらいのお籠もりなら、シングルルームでも良いかもしれません。
部屋タイプ | ダブルルーム |
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広さ | 25m2 |
バスタイプ | シャワーブース |
ベッドサイズ | 210×205cm |
お風呂
もともと大浴場好きと言うほどでもないので、そこまで重きは置いていなかったけれど、綺麗で眺めも良く、気に入りました。
混み具合が気になっていた、露天風呂も、早めの時間帯に行ったので、貸切状態でゆっくり出来ました。
パウダールームも広くて清潔感があるので、居心地良かったです。
朝食
朝食ブッフェは、最高でした。
今までは、旅先では外で朝食をとることが多く、ホテルの朝食をあまり付けませんでした。
ホテルステイに重きを置くなら、朝食は大事と学びました。
特に今は、営業状況や時間が読みづらいので、ホテルで完結できるのはありがたい。
北海道グルメから洋食までバリエーションがあるので、2泊では食べ尽くせませんでした。
函館は外のグルメも魅力的ですが、効率良く色んなメニューが食べられるので、今の時期は特にオススメです。
私のように朝食を食べ過ぎてお昼が食べられない問題には、気をつけましょう。
ラビスタ函館ベイのおすすめポイントと、ひとり旅で学んだこと↓
- 大正ロマンな部屋が素敵
- 朝食ブッフェが美味しい
- アクセスが良い
- 徒歩圏内でぶらぶらできる
- ラビスタからの外の眺めが良い
- 13階「そら」が穴場
- 混雑時を避けるべく、ご飯もお風呂も早め早めに
- ひとり旅こそ良いホテルで
- お籠もりステイメインなら、ダブルルーム
✔︎ ラビスタ函館ベイ
✔︎ 〒040-0065 北海道函館市豊川町12-6
✔︎ 函館空港からバスで25分 / 函館駅から市電で11分、徒歩15分
✔︎ 0138-23-6111
✔︎ チェックイン15:00 / チェックアウト 11:00
✔︎ 駐車場あり