空飛ぶケーキ。51階から空と街を展望できる天空のカフェでひとりの時間

名古屋駅直結51階にある、CAFE DU CIEL（カフェ ド シエル）で、ひとりカフェをしてきました。

CAFE DU CIEL（カフェ ド シエル）

CAFE DU CIEL（カフェ ド シエル）は、JR名古屋駅の上、高さ245mのセントラルタワー51階、パノラマサロンにあります。

地下1階 洋菓子売場のスウィーツも楽しめるカフェです。

お店に辿り着くまでに、とても迷いました。

名古屋直結なんですが、名古屋駅構内からエレベーターに乗っても51階のボタンがありません。

先ずは、JR名古屋高島屋のレストラン街12階に向かいます。

12階に着くと、51階行きのエレベーターがあります。

窓側の席は、10時オープンと同時に埋まると口コミを見ました。

混んでから入れないな？と思いつつ、時間が出来たお昼12時に訪店。

意外にも、すんなり席に通してもらえました。

2時間ほど過ごして、お店を出たらお客さんの列がずらり。

丁度ランチの時間だったので、

オープン時のお客さんが帰って、午後のティータイムのお客さんがくる穴場の時間だったみたいです。

絶妙な時間に行ってよかった。

51階にある高層階のカフェだし、ちょっと良い服着た方が良いのかと心配になったけれど、服は普通でも大丈夫そうでした。

百貨店に入る時に恥ずかしくない様な洋服なら、問題なさそうです。

店内に入ってまず思ったのは、天井が高い。

店舗は広くないけれど、とにかく天井が高いので、開放感があります。

千鳥格子の椅子は温かみがあって、どこか懐かしい雰囲気。

老舗純喫茶のような、老舗旅館やホテルのラウンジのような安心感のある内装。

10時から22時まで営業しているので、メニューのバリエーションが豊富です。

ドリンクやデザート系から、ドリア・サンドイッチ・オムカレーなどの食事系まであります。

ケーキは、タカシマヤ地下のグルメフロアで売っているケーキから選べます。

アンリ・シャルパンティエ、デメル、レニエ、ミッシェルブランなどの人気ケーキがずらり。

フランスのパティスリー「ミッシェル・ブラン」は、日本には名古屋にしか店舗がありません。

せっかくなので、名古屋に来たタイミングで食べるのも良いですね。

レニエは名古屋の洋菓子ブランドで、名古屋市内に3店舗あります。

モンブランが看板メニューで人気だそう。

美味しいと噂を聞いたけど、モンブランがあまり好きじゃないので、別のケーキにしました。

好きじゃないのも子供の頃の話なので、今食べたら美味しく頂ける気がするけど、冒険はせず。

日本人はフランス語が好きなので店名やブランド名でよく使いますが、フランス語の響き優先で、意味を置いてけぼりなことも多いです。

CAFE DU CIELは、まさに「カフェ ド シエル（空のカフェ）」。

このお店のための、ぴったりの店名だなぁ、としみじみ。

足元までガラス、テーブルもガラス。

壁にもガラス。

ガラスに囲まれているので、浮いているみたいです。

陽光ふりそそぐ明るい店内と、窓に広がる眺望。

高層階で窓に面して席があるお店は他にもあると思うけど、テーブルもガラスというところがポイントですね。

テーブルも透明なので街がよく見え、テーブル上のケーキや紅茶が空を飛んでるようです。

聞いてみたらケーキセットはないと言われたので、ケーキと紅茶を単品で注文しました。

ティーカップは、WEDGWOOD（ウェッジウッド）のワイルドストロベリー パステル。

定番のワイルドストロベリーシリーズに、淡いピンク模様が入っている絵柄です。

英国食器なのも、店内のクラシックな雰囲気に合ってます。

この日は天気が良くて、空も青々。

青空と名古屋市内を一望できて、開放感と爽快感がすごいです。

紅茶の待ち時間も気分が良い。

私は紅茶にしましたが、ゆっくり滞在するなら、コーヒーがお得です。

ブラックコーヒーが770円で、お代わり1杯が無料です。

名古屋の喫茶店あるあるなのか、コーヒーのお代わり無料なところが結構あります。

ケーキはアンリ・シャルパンティエのザッハトルテにしました。

まさに、空飛ぶケーキです。

高層ビルがプレートの下にも広がると言う、見たことのない構図。

上品な甘みと、ほんのり広がる酸味。

濃厚なチョコレートにアプリコットジャムの甘酸っぱさが効いた、クラシックなザッハトルテのお味でした。

プレートもWEDGWOOOD（ウェッジウッド）でした。

コントラストコロネードと言う柄で、今は廃盤のようです。

狙ったわけじゃないと思うけれど、プレートと景色がすごくマッチしてました。

プレートの柄の深い紺色と空の青。

連なるコロネード柄が、ビルのようにも見える。

もの凄く欲を言えばですが、

どちらもウェッジウッドで頂くなら、プレートとティーカップ同じコレクションで食べたかったなぁと思いました。

贅沢な希望ではありますが。

カフェ ド シエル まとめ

カフェ ド シエルは、絶景の展望カフェでした。

ホテルラウンジの様に落ち着いた寛げる空間で、広がる空と街の景色が楽しめます。

なんだか自分の悩みなんてちっぽけなもんだな、と思える壮観でした。

これは窓側の席のために並ぶのも、納得です。

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