2022年4月1日オープンのNOHGA HOTEL KIYOMIZU KYOTO(ノーガホテル清水京都)。
ノーガホテルは、東京は上野と秋葉原にありますが、京都は初上陸。
出来ててほやほやのノーガホテル清水京都で、ひとりホテルステイをしてきました。
NOHGA HOTEL KIYOMIZU KYOTO
ノーガホテル清水京都のエントランス前には、グリーンがたくさん。
目を引きます。
入り口からすごく良い雰囲気です。
松ノ木があるところが、京都らしい。
外観はスタイリッシュでお洒落ですが、和の要素も。
フロアガイド
ノーガホテル清水京都は、地下1階から6階まで。
エレベーターのボタンで若干迷うのが、この表記でした。
フロア | ルーム |
---|---|
6F | ルーフトップバー ゲストルーム |
2-5F | ゲストルーム |
ロビー | ホテルレセプション、ロビー |
1F | レストラン フィットネスルーム ゲストルーム |
B1F | メディテーションルーム ランドリーベンダールーム |
エントランスからロビーは一直線。
ロビーも1階にありますが、エレベーターの場所が違うようです。
レストランは1Fとありますが、ロビーから階段を少し降りるので、半地下なイメージ。
ロビー
ロビーは、グレーの壁に木のフレームを組み合わせた、インダストリアルスタイル。
光沢感のあるベロア素材のソファーが高級感もあり、絶妙なバランス。
スピーカーがお洒落。
ラウンジには、カフェやベーカリーが併設されています。
奥がベーカリー。
スペースに開放感があり、雰囲気もカフェっぽいで、過ごしやすい空間です。
ロビーラウンジでPCでお仕事されている方を、チラホラ見かけました。
廊下のアート
廊下も、グレーが基調です。
グラフィックが飾られていました。
統一感もあり、お洒落。
とっても素敵だなと感銘を受けたのが、こちらのアート。
綺麗な鉱物だなと思って、ディスクリプションを読んでみると、びっくり。
鉱物でなくて、プラゴミで出来ているんです。
- Pompadourのビニル袋1枚
- Pascoレーズンブレッドのパッケージ1個
- 午後の紅茶のストレートティーのラベル
- ルマンドのパッケージ4個
- ペットボトルのふた2個
- 小枝1本
「めちゃくちゃサステナブルじゃないか!」と1人で廊下で感動しました。
説明を読まなかったら、絶対に分からない。
紫の部分は、ルマンドなんでしょうね。
「アップサイクル」アート?と呼ぶのかな。
アップサイクルは、捨てられるはずだった廃棄物や不用品を、新しい製品に作り変えることだそうです。
客室
部屋のドアを開けて、目に入る景色。
雰囲気が良いです。
壁は、ロビーや廊下と同じくグレー。
コンクリート打ちっ放しのような、ひんやりした質感はありません。
タイルの質感は滑らかで、柔らかさがあります。
ひとりでホテルステイする時は、ゆったり感を大事にしています。
そのため25m2くらいの部屋にすることが多いですが、今回宿泊したのは、19m2のダブルルーム。
理由は、バスタブの有無です。
バスタブが付くならスーペリアにしたけれど、スーぺリアダブルもレインシャワーのみ。
ということで、ダブルルームにしました。
ダブルの場合は、デラックスダブルからバスタブがあります。
客室タイプ | ダブルルーム | スーペリアダブル | デラックスダブル | エグゼクティブダブル |
面積 | 19m2 | 23m2 | 31m2 | 28m2 |
---|---|---|---|---|
ベッドサイズ | クイーンサイズ 1,600 x 2,030 | キングサイズ 1,800 x 2,030 | キングサイズ 1,800 x 2,030 | キングサイズ 2,000 x 2,030 |
浴室 | レインシャワーのみ | レインシャワーのみ | バスタブあり | バスタブあり |
19m2でも、バスタブがない分、部屋はゆったりしています。
インテリアは、削ぎ落されたシンプル。
インダストリアル調の、洗練されたスタイルです。
マットレスは、シモンズ。
やっぱりシモンズは良いですね、爆睡でした。
部屋のインテリアや食器は、京都の伝統工芸を活用しているそうです。
この照明も、伝統工芸から来ているそう。
全体的にインテリアの色が深くて、落ち着きがあります。
このスリッパが、すごく良かったです。
クッション性があって、ふかふか。
色が白じゃなくてダークブラウンなのも、良かったです。
お家っぽさがあって、よりリラックスモード。
今まで泊まったホテルの中で、シューホーンが断トツでカッコ良かったです。
とってもスタイリッシュ。
ハンガーの塗りも綺麗で、部屋の至る所でデザインやプロダクトへのこだわりを感じます。
独立洗面台周り。
ハンドソープとカップがモスグリーンで、同系色。
ハンドソープやシャンプーなどのアメニティは、オーガニックブランドのOSAJIとのコラボ。
オーガニックなのにシャンプーの泡立ちが良く、指通りするする。
きしみもなく、私の髪質に合っていたようで、シャンプーはかなり良かったです。
ティッシュボックスのケースは、日本酒の升。
酒造りが盛んな京都ならではです。
ティッシュボックスの落とし蓋は、清水焼。
真っ黒ではなく、素材の質感が分かる絶妙な黒色。
メモパッドも、同じく清水焼。
和紙と筆ペンも置いてありました。
筆ペンは外国人にウケるし、良いアイデアだなと思いました。
場所柄、外国人も多くなるだろうし、筆ペンはきっと喜ばれます。
Bluetoothスピーカーは、GENEVA(ジェネバ)。
ハイクオリティーな音質と洗練されたデザインの、スイスのオーディオ・メーカーです。
デザインが、可愛いですよ。
ちょっとラジオっぽくて、どこかノスタルジーなデザイン。
部屋の細部まで、統一感。
空調やライトのボタンも、黒。
バスタブがないことだけが、予約時に唯一悩んだ点。
でも、レインシャワーは好きなので、バスタブなしの部屋にしました。
勿論、バスタブがあるに越したことはないですが、及第点です。
レインシャワーは、水圧しっかり。
たっぷりのお湯で、体が冷えることはなかったです。
タオルは、今治タオル。
柔らかくふかふかで繊細、触り心地良し。
今治タオルの上質さを、再確認できました。
何気に気に入ったのが、ルームウェアです。
ホテルリネンやインテリア雑貨ブランド「ATMOSPHÈRE JAPON」のルームウェア。
ガウンタイプのルームウェアで、グレー地にネイビーのパイピング。
生地は柔らかくて、しなやか。
体を良い感じに包んでくれて、着心地が良かったです。
しかも、お洒落です。
今までのルームウェアの中で、一番好きかも。
ドライヤーの袋も可愛い。
SALONIA(サロニア)のドライヤーは、マットでカッコイイ。
スピーディーイオンドライヤーと言うだけあって、風量が強くて、すぐ乾きました。
サイズはそんなに大きくないのに、馬力がありました。
カップも、メモパッドなどと同じく、清水焼。
親指の窪みがあり、手にフィットします。
色は、薄いきなりとグレーでした。
カップは、湯飲みにしては厚みが薄め。
火傷しないように、気をつけましょう。
購入できるアイテムがロビーでディスプレイされています。
カップは購入可です。
カップの他にも、アロマやルームウェアなどが購入できます。
マグネットのデザインがお洒落です。
グリッチフォントで、配色も可愛い。
眠い。起こさないで。
と、Don’t disturb感でてます。
独立洗面台の鏡には、ライトが縁取られています。
しっかり明るいので、お化粧する時に良い。
メディテーションルーム
ノーガホテル清水京都では、様々な体験アクティビティが用意されています。
- 抹茶体験
- アロマ体験
- メディテーション体験
- ストレッチプログラム
- コーヒードリップ体験
- アロマ調香体験
部屋で体験できるので、気楽に参加できます。
価格は無料から1,500円まで、体験によって異なります。
チェックイン時に体験コースのフライヤーを貰いましたが、部屋のテレビでも内容が確認できます。
私はメディテーションルームの焼き物に興味があったので、こちらを予約してみました。
フロントで、空いてる時間をブッキング。
メディテーションルームは、地下1階にあります。
予約の時間にフロントに行くと、スタッフの方がメディテーションルームまで案内してくれます。
ロッカーがあるので、着替えなども持参できます。
メディテーションルームは、ほんのり温かかったです。
床のタイルが温かいので、体の芯から温まる感じ。
そして、アロマのとっても良い香り。
壁も天井も曲線で出来ていて、包まれている感じがします。
ドーム型天井と雰囲気で、トルコ式のお風呂ハマムを思い出しました。
水琴窟(すいきんくつ)。
写真で見た時に素敵だったので、実物を見てみたかった。
水琴窟にスタッフ方がお水を入れ、40分のプログラムスタート。
リラックス出来る優しいBGMが流れます。
表面の質感が独特ですが、素材は陶器だそうです。
空洞の中に水滴が落下するので、水が落ちる音が優しく響きます。
私は普段、瞑想もヨガもしませんが、温かくて心地よくてウトウト。
リラックス出来るので、メディテーション自体に興味ない方も心地良いと思います。
心身ともにリフレッシュできました。
ウェルカムドリンク
チェックインの時に、ウェルカムドリンクのコインを貰いました。
ノーガホテル清水京都のエンボス入り。
裏を返すと、年号も。
絵柄がドリンクで、可愛いです。
良く出来てるデザイン。
ウェルカムドリンクは、ルーフトップバーで頂けます。
ルーフトップバーは、最上階の6階。
お洒落な空間で、開放感も贅沢感もばっちり。
ウェルカムドリンクは、3種類から選びます。
- スパークリングワイン
- 生ビール
- ソフトドリンク
火が良い感じです。
オレンジの揺らめきを眺めていると、リラックス出来ます。
ルーフトップバーからは、京都タワーも見えました。
雨天は営業がありませんが、晴れていたら行く価値ありです。
宿泊時なら、ひとりでも気にせず行きやすいです。
朝食
朝食は、1階にあるCICONで頂きます。
モーニングプレートは、4種類から。
- お肉のプレート
- お魚のプレート
- サラダプレート
- クロックムッシュプレート
どのプレートも、ドリンクと、パン、スープが付きます。
クロックムッシュプレートの内容は、こちら。
- ジョスパーグリルで焼いたクロックムッシュ
- ドリンク、パン、スープ付き
パンは食べ放題です。
パンを持って席まで来てくれるので、欲しいパンをお願いします。
この日のパンは、5種類。
- 食パン
- 天然酵母パン
- ホワイトシュガーのパン
- 抹茶練りこみスコーン
- バゲット
私はパンが大好きってわけでないですが、CICONのパンはとっても美味しかった。
特に、抹茶スコーンがお気に入り。
抹茶の風味と甘露が広がり、食感ほろり。
CICONはベーカリーショップがあるので、さすがクオリティーが高いです。
クロックムッシュとサラダ。
サラダは、ピンクグレープフルーツが入っていて爽やかな味。
クロックムッシュは、海外で見るタイプのクロックムッシュ。
しっとり系、フレンチトーストの卵塩味版ではありません。
ほのかな酸味とチーズやハムの塩味で、上品で繊細な味でした。
ノーガホテル清水京都 まとめ
ノーガホテル清水京都は、お洒落だけど攻めすぎていなくて、馴染みやすい空間でした。
「こんな部屋に住みたいな」
「このプロダクト欲しいな」
「このインテリア真似したいな」
と、想像が膨らむような、日常の延長にある身近な非日常感。
居心地が良く、リラックス出来るホテルでした。
館内のレストランやベーカリー、バーは、雰囲気や空間の割に価格がリーズナブルで、ホテルステイのプラスポイント。
特に、1階のCICONレストランは一日中営業しているので、使い勝手が良さそうです。
- 洗練されたインダストリアル調インテリア
- 細部まで統一感がありお洒落
- デザイン性だけじゃなくて、プロダクトが上質
- ルーフトップバーがお洒落だけどリーズナブル
- シコン ベーカリーのパン美味しい
- シコンがオールデイダイニングで、1日中使える
- 瞑想もヨガもしない人でも、メディテーションルームが心地よい
- 清水寺や高台寺まで徒歩15分
- 繁華街の河原町へも徒歩15分
✔︎ NOHGA HOTEL KIYOMIZU KYOTO(ノーガホテル 清水京都)
✔︎ 京都府京都市東山区五条橋東4-450-1
✔︎ 京阪電車「清水五条」駅徒歩7分 / 京都駅からバスで20分
✔︎ 075-323-7120
✔︎ 駐車場なし