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馬籠宿・妻籠宿・奈良井宿を1泊2日巡る。車なし冬の中山道宿場町ひとり旅

SIGHTSEEING

車なし。公共交通機関での、中山道1泊2日ひとり旅。

オフシーズン真冬の馬籠宿、妻籠宿、奈良井宿の行程をご紹介します。

冬はバスの本数も少なく、営業している宿も限られています。

公共交通機関で巡る場合は、がっちり事前にタイムスケジュールを決めるのが大切です。

馬籠宿・妻籠宿・奈良井宿 1泊2日の旅程

「車なし、公共交通機関だけ」で移動する場合に大切なのは、スケジュールです。

冬は特に本数が少ないので、逃したらえらいこっちゃです。

時間交通手段駅名/バス停名場所
07:27電車名古屋名古屋 発(JR中央本線:中津川行)
09:00電車中津川中津川 着
09:10バス中津川駅前中津川 発(北恵那交通バス馬籠線)
09:35バス馬籠馬籠宿 着
10:55バス馬籠馬籠宿 発(地域バス 馬籠線 南木曽行)
11:21バス尾又橋妻籠宿 着
14:07バス尾又橋妻籠宿 発(保神線 南木曽町コミュニティ 南木曽駅行)
14:18バス南木曽駅南木曽 着
14:34電車南木曽南木曽 発
15:56電車奈良井奈良井宿 着
——————– 2日目——————–
11:27電車奈良井奈良井宿 発(JR中央本線:中津川行)
12:54電車中津川 中津川 乗り換え
13:20電車中津川 中津川 発(JR中央本線快速:名古屋行)
14:35電車名古屋名古屋 着

真冬の宿場町は、静かに粛々と江戸風情を感じたい人向けです。

お店を閉めているところも多く、本当に人がいません。

1泊2日で、見かけた観光客は5人でした。

馬籠宿

時は、1月中旬。

名古屋駅から向かいました。

最初の目的地は、馬籠宿。

時間交通手段バス停名場所
09:10バス中津川駅前中津川 発(北恵那交通バス馬籠線)
09:35バス馬籠馬籠宿 着

中津川でバスに乗り換えます。

JR中津川駅を出て目の前のロータリーがバス乗り場です。

馬籠宿の入口前でバスが到着。

9時半に到着したので、お店はほぼ開いておりません。

私は景色を見るのが目的なので問題ありませんが、その点は注意を。

水車が有名な馬籠宿。

立派な木製の水車。

景色は次に行く妻籠宿とも似ているけれど、イメージ的には山の中を歩く感じ。

そこそこ、傾斜があるので歩きやすい靴が良いです。

空気が澄んでいて、美しい宿場町。

街並みの点では、馬籠宿が一番好みでした。

次は、ゆっくり宿泊したいです。

続いて、10時55分発のバスで、妻籠宿へ向かいます。

10時頃になると、開いている喫茶店がチラホラありました。

ゆっくりしたいところですが、後ろ髪引かれながら移動です。

時間交通手段バス停名場所
09:35バス馬籠馬籠宿 着
10:55バス馬籠馬籠宿 発(地域バス 馬籠線 南木曽行)

バスでの移動は雪景色が見れるので、良い感じでした。

妻籠宿

30分ほどで、妻籠宿へ到着。

バスは、尾又橋で下車。

時間交通手段バス停名場所
10:55バス馬籠馬籠宿 発(地域バス 馬籠線 南木曽行)
11:21バス尾又橋妻籠宿 着

妻籠宿の道は、馬籠宿に比べて平らでした。

馬籠宿は山の中を歩くイメージでしたが、妻籠宿は遠くの山を眺めながら、山へ向かって歩く感じ。

道の先に山が見えます。

基本的には、馬籠宿も妻籠宿も、どちらも石畳やコンクリートになっているので歩きやすいです。

妻籠宿の方は一部だけ土のところもあり、雨などぬかるんでると少し足元がやわな感じの場所もありました。

冬は雪解けもあるので、スニーカーよりも防水タイプの靴が安心です。

お昼時だったので、妻籠宿では観光客を5名ほど見かけました。

この5名が、1泊2日で唯一見かけた観光客です。

奈良井宿へのバスまでの時間は、カフェで休憩することに。

妻籠宿入口近くにある、好日珈琲へ。

体が冷え冷えだったので、温まりました。

充電器も置いてあったので、スマホもチャージ。

店員の方曰く、水曜日はお店を閉めているところが多いそうです。

妻籠宿から奈良井宿へ向かうには、まず南木曽へ行きます。

時間交通手段バス停名場所
14:07バス尾又橋妻籠宿 発 (保神線 南木曽町コミュニティ 南木曽駅行)
14:18バス南木曽駅南木曽 着
14:34電車南木曽南木曽 発 (JR中央本線 松本行)
15:56電車奈良井奈良井宿 着

妻籠宿に到着した時と同じバス停、尾又橋で南木曽行きのバスに乗ること10分。

ちなみに、南木曽の読み方は、<なぎそ>です。

南木曽駅前も雰囲気が良かったです。

駅の向かい側のカフェも良さそうでした。

南木曽では切符の自動販売機はなさそうです。

窓口で、奈良井行きの切符を購入します。

電車の運行スケジュールは、ご覧の通り。

朝も昼も、驚くほど電車が来ません。

だからこそ、事前に行程をがっちり組みましょう。

奈良井宿

奈良井への電車は、ワンマン電車。

どうやって乗車したら良いか、イマイチ分からず右往左往。

乗車券を南木曽で買っていたので、乗車時に整理券を取る必要はないそうです。

奈良井駅で下車する時に、車掌さんに切符を渡して降りました。

4時、夕暮れ前に奈良井宿へ到着。

分かってましたが、オフシーズンなので観光客は1人もいません。

「しかし、ひとっこ1人いないな」と、この旅で100回くらい心で呟きました。

寒いからかお店のドアが閉まっているので、営業中かどうかもパッと見では判断できず。

街歩きは、翌日の予定です。

奈良井に着いたら、宿泊先「いかりや」に直行。

お部屋は清潔で、懐かしい感じの和室です。

テレビはありません。

畳の上、石油ストーブの前でゴロゴロ、ぬくぬく。

なんだか、人間らしさを取り戻せた宿でした。

いかりやは、とにかく食事が豪華。

炊き込みご飯、すき焼き、馬刺し、マグロの刺身、天ぷら、煮魚、焼き魚、etc。

1週間分の栄養を摂取できました。

食べきれないくらい豪華で、とっても美味しかったです。

Booking.com

夜の景色を見に、少しだけお散歩。

本当に自分しか人がいないので、江戸の街にタイムスリップした感覚でした。

翌朝、チェックアウト後に奈良井宿を散策。

道がフラットで傾斜がなく、馬籠宿、妻籠宿、奈良井宿の中では、奈良井宿が1番歩きやすいと思います。

先の2つの宿場町に比べて規模も大きく、私の田舎の一角にも似た雰囲気でした。

1時間ほど奈良井宿の町歩きをして、帰路へ。

馬籠宿・妻籠宿・奈良井宿の真冬旅のポイント

宿場町は、真冬はオフシーズン。

そのため、お休みのお店が多いです。

お店や宿の選択肢が限られているので、

お買い物や名物ご飯などを楽しみながら回るなら、賑わっているオンシーズンをお勧めします。

ただ、「雪の宿場町」や、「人が少ない時期に景色を堪能する」なら、真冬は超オススメです。

ひとっこ1人、いません。

江戸情緒の街並みを、独占できます。

時間交通手段駅名/バス停名場所
07:27電車名古屋名古屋 発(JR中央本線:中津川行)
09:00電車中津川中津川 着
09:10バス中津川駅前中津川 発(北恵那交通バス馬籠線)
09:35バス馬籠馬籠宿 着
10:55バス馬籠馬籠宿 発(地域バス 馬籠線 南木曽行)
11:21バス尾又橋妻籠宿 着
14:07バス尾又橋妻籠宿 発(保神線 南木曽町コミュニティ 南木曽駅行)
14:18バス南木曽駅南木曽 着
14:34電車南木曽南木曽 発
15:56電車奈良井奈良井宿 着
——————– 2日目——————–
11:27電車奈良井奈良井宿 発(JR中央本線:中津川行)
12:54電車中津川 中津川 乗り換え
13:20電車中津川 中津川 発(JR中央本線快速:名古屋行)
14:35電車名古屋名古屋 着

弾丸な行程になりましたが、どこの宿場町も歩くだけなら、1時間弱で充分回れます。

カフェやランチなどを入れる場合は、1時間半くらいのゆとりがあると良さそうです。

「カフェ入りたいけど、バスまであと15分だし辞めようか」

というシーンが、馬籠宿でありました。

公共交通機関で回る場合は、バスや電車ありき。

時間の融通が利かないとろこだけが、難点です。

でも、バスや電車での移動時の景色も美しかったので、公共交通機関だけで回る中山道の旅は悪くないです。

事前にバスと電車をがっつり決めて、ひとっこ1人いない中山道宿場町の自然と街並みを味わいましょう。

  1. 宿場町は見るだけなら、1時間ほどで回れる規模感

  2. オフシーズンは休業店舗が多い

  3. 観光客がほぼゼロ

  4. 景色を独占できる

  5. 雪の残る江戸時代の街並みが観れる

  6. 誰もいないので、ひとり旅が気楽

  7. スケジュールをがっつり組むべし
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